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ブッテーロ・ブライドルレザー・コードバン それぞれの革のお手入れ方法のご紹介

ブッテーロ・ブライドルレザー・コードバン それぞれの革のお手入れ方法のご紹介

革小物を使う上で、よく耳にする「革のお手入れ」 革は、動物の皮から作られる天然の素材のため、人間の肌や髪と同じようにお手入れをすることでより長く綺麗に使うことができます。 しかし、革といってもその種類はさまざま。「どの革にどんなお手入れをすれば良いのかよく分からない」という方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、Munekawaでもよく使用されているブッテーロ、ブライドルレザー、コードバンのそれぞれの革のお手入れについてご紹介します。 「革のお手入れ」のポイントは「革の保湿」です。何年も使っていると革の油分がだんだんと失われてきます。 そうすると、徐々にカサカサとした質感になり、ひどい時はひび割れなどの症状が出ることも。そうならないように、クリームやオイルで革に潤いを与えることが革のお手入れの一番の目的です。 ブッテーロのお手入れ ブッテーロはMunekawaではメインで使用している革。植物性のタンニンを使用して鞣(なめ)して作られており、上品な発色と透明感のある仕上がりが特徴です。 油分を多く含む革ですので、それほどこまめにお手入れをしなくても大丈夫。しかし、2〜3ヶ月に一度ほどお手入れをすることでより早く経年変化が進み、味のある雰囲気になります。 クリームやオイルは油性のものではなく、デリケートタイプのものが適しています。Munekawaのオリジナルレザーケアクリームは、Munekawaのブッテーロによく合うクリームとして販売しています。他の革製品にも幅広く使えるものですので、「まだ何もレザーケア用品を持っていない」という方はこちらのクリームがおすすめです。 ブライドルレザーのお手入れ イギリスにルーツを持つブライドルレザー。元々は手綱などの馬具に使われてきた革というだけあり、耐久性の高い革として知られています。 表面に見られる白いロウや油脂が固まった「ブルーム」もブライドルレザーの特徴のひとつ。使っていくうちに徐々にブルームが取れて、光沢が感じられるようになります。 ブライドルレザーのお手入れは、使い始めのうちは柔らかい布で乾拭きする程度で十分です。ブルームがだんだん無くなり、革の表面にカサつきが見られるようになってきたらクリームを薄く全体に広げ、ムラなく塗布し、拭きあげてください。 コードバンのお手入れ コードバンはヨーロッパでごく少数生産されている農耕馬の臀部の皮を原皮とするレザー。美しい光沢が特徴で、非常に希少価値が高く、世界中にファンを持つ高級革として有名です。 強度が高い一方、革の中でも特に水濡れに弱いという性質のため、使用の際は注意が必要です。水分の多いクリームを使用する場合は、少量をムラなく塗り短時間で拭きあげるようにしてください。付着する水分量が多かったり、時間が長いと水ぶくれの原因になってしまいます。 Munekawaで使用しているホーウィン社のシェルコードバンは元々油分を多く含んでいるので、使い始めは柔らかい布で優しく乾拭きする程度でも十分です。それと合わせて、使用するケアクリームとしては、「コロンブスプレミアムシリーズ コードバンクリーム」がおすすめです。水分量が少なく、無色なのでさまざまな革色にお使いいただけます。 革のお手入れに関するコンテンツもご用意しています。 革のお手入れはそんなに難しいものではありません。時々お使いの革小物にクリームを塗ってお手入れをすると、気分も上がって楽しいものです。是非、気軽な気持ちで初めてみてくださいね! MunekawaのYoutubeチャンネルでレザーケアクリームを使用した革のお手入れ方法の紹介動画を公開しています。そのほかのアイテムや制作風景などもご紹介していますので、是非チェックしてみてください。 https://youtu.be/2e-dpQhWgr8

エイジング(経年変化)したホーウィンコードバンの風合い 1年半経過したL字ファスナー財布 Cram

エイジング(経年変化)したホーウィンコードバンの風合い 1年半経過したL字ファスナー財布 Cram

  ホーウィン社のシェルコードバンを使用したL字ファスナー財布 Cramです。 カラーはバーガンディー(No.8)。Munekawaのスタッフが1年半ほど使用しているものです。 革のエイジング(経年変化)もずいぶん進みました。 本日のブログではコードバンの革の変化の様子や、お手入れについてご紹介します。   「コードバンを使ってみたいけど、どんな風に経年変化するんだろう?」 「お手入れをどうしていいかわからない……」   と、コードバンってなんだか難しそう、というイメージのある方は是非参考になさってみてください! L字ファスナー財布 Cram コードバンタイプ L字ファスナー財布 Cram ブッテーロタイプ ホーウィン社のコードバンの特徴 ホーウィン社はアメリカ イリノイ州にあるタンナー(皮革鞣しメーカー)。 特にシェルコードバンは有名で、その滑らかで独特の質感は世界中に愛好者がいるほどです。 ホーウィン社のコードバンは「油分を多く含んでいる」ことが特徴のひとつ。   コードバンは素材の性質上、革の繊維が毛羽だってザラザラした感触を感じられることがあります。 しかし、ホーウィン社のコードバンは長時間かけて革に油を染み込ませて作るのでそうしたザラ付きが少なく、手に持った時に独特の「しっとり感」が感じられます。 未使用のものとエイジングを比較 1年半使用したものと未使用のものを比べてみると、明らかに違うのが分かります。 色合いが鮮やかになり、質感もマットな状態からツルツルとした質感なっていますね。 使っているとコードバンの表面のワックスが徐々に取れ、自然なツヤが増していきます。 右が1年半使用したもの...

本日は、革検品。 一枚、一枚個性があります。

本日は、革検品。 一枚、一枚個性があります。

こんにちは!製作スタッフの髙橋でございます。本日は、革が届いたので、新人スタッフ安部と検品しておりました。 何度触れても良い質感だな~と感じます。一枚、一枚チェックします。 ↓下の画像の白いスタンプ「W」は、ワルピエ社の刻印です。Munekawaが、メインで使用している革ブッテーロを製革しているイタリアのタンナーさん(来年50周年を迎えます)。画像の革の大きさは、131DSで、平均サイズです。 大きく感じますが、牛の部位で言いますと首下から肩部分だけ!成牛がいかに大きいか窺えます。 当たり前ですが、元々生きていた動物の革。キズやシワなどがあります。 下↓こちらは、トラ(シワ)です。肩周りの部位なので、トラは多いです。今回、画像はないですが、血管の跡などもよく見られます。 いづれも、キズではございません。本革の”証”と言えます。製品に入っている場合もございますが、多くの場合、使用と共に目立たたなくなりますので、ご安心ください。 下↓こちらは、古傷でしょう。ぽつぽつが見えます。 裁断時には、極力綺麗な部分を使用しますが、面積の大きいお財布となると、どうしても避けきれないこともございます。こちらも先ほどと同様に、使用していただくと目立たたなくなる程度ですので、それら一つ一つを、その革が持つ個性として捉えていただければ嬉しいです。 かく言う私は、このような個性のある部分が好きです。(笑)同じ商品でも、”同じ革”は存在しないので、より顕著にわかる個性はGoodだと捉えております。 検品が終わり、巻いていきます。 油分の多い革の為、重く、意外と重労働です。革を傷つけないように、また自身の腰を痛めないように、丁寧に行います。 擦りキズや、紫外線から守るため、床革でくるみます。革も日焼けをします。保管状態が悪いと、油抜けで、表面にクラック(割れ)が入ったりします。床革だと、紫外線から守れるだけでなく、床革自体に含まれている油分で、乾燥を防いでくれたりとメリットがあります。 さらに薄紙で包みます。床革同士だと摩擦抵抗が大きく、革棚から取り出しづらい為、薄紙を巻いています。革棚に入れれば、終わりです。 棚には、色々な革がぎっしり保管されています。これから、年末に向け、新たな限定アイテムを計画中です♬ メルマガでは、限定アイテムの情報などを配信しております。気になる方は、さらに下までスクロールして、メルマガ登録方法をCheckしてみてください!

革財布をダメにする?! ❌NG行為【4選 】

革財布をダメにする?! ❌NG行為【4選 】

革財布を長く使って頂きたいとの思いで、日々ものつくりをしていますので、少しでも皆さんのお役に立てればと思い、【 革財布をダメにするNG行為 】について、まとめていきたいと思います。 【1】革財布を濡れたまま使う 革財布を濡れたまま使うことは、サイフを変形させてしまいますので、絶対にやめて下さい。 急に雨で濡れたり、会食の席で、コップが倒れて革財布が濡れてしまったり、夏場ですと、ポケットに入れていて汗でサイフが濡れてしまったり、想定できないようなところで濡れてしまうことがあります。 そんな時は、焦らずに慎重に対処しましょう。 革自体は、水に弱いというのが一般的ですが、適切に対処することで、ダメージを最小限にすることができます。下記の順で対処をしてください。 1、財布の中身を全て出し、乾いた布やキッチンペーパーのような紙で軽く押さえるように、全体の水気を取り除きます。  2、ポケットやファスナーなど、開けられるところは、全て開けて風通しの良いところに置き、陰干しをしてください。この時、財布の接地面をできるだけ少なくしてください。接地しているところは乾きにくくなります、時々上下を入れ替えながら革財布を立てるようにして干してください。タオルなどを下に敷いて置いて干すと良いと思います。(接地面小さくするために、洗濯バサミなどで挟んで、ぶら下げて乾かすのはNGです。挟んだ型がついてしまいます。) 3、最低でも室内で3日以上は干してください。ここで焦って湿った状態で使ってしまうと、革財布の型崩れやカビの発生につながります。焦らずゆっくり乾かして下さい。絶対にドライヤーなどを使って強制的に乾かさないでください。革が固くなります。 4、完全に乾いたのち、オイルやクリームでケアをして下さい。完全に濡れてしまった場合は、ミンクオイルなどのよく浸透するオイルを使用するをおすすめします。あまり浸透しないものでも、頻度を上げて繰り返し塗り込んでもらうことで、効果はあると思います。 これで完成です。革の様子を見ながら、革のお手入れの頻度を調整して下さい。革を濡れて乾くと縮む特性があります。カードのポケットなど少し縮むことも考えられますが、時間をかけて使いながら伸ばして下さい。 オイルケアの方法がわからない方は、動画↓を参考にして下さい。 【2】小銭を入れすぎた状態で使う 小銭入れ付きの財布に、小銭を過剰に入れると革や縫製などに負荷がかかり革財布自体の形状が変化してしまいます。また、形状が変わってしまった財布をパンツのポケットなどに入れて使用すると、更に革財布へのダメージをすすんでしまいます。実は…小銭れ付きの財布を潰してしまう原因NO1は、小銭の入れすぎです。 コインの重なりにより、厚みのバランスが崩れてしまい、財布を歪な形になってしまいます。また、小銭によって変形することで、財布に入れているカードが割れてしまったり、曲がってしまうこともあります。 財布を長く使いたい方は、小銭の枚数を減らして使うことをおすすめします。小銭入れのついていない財布を使い、小銭を分けて小銭入れに入れて使う方法も財布を長持ちさせる方法の一つです。 とは言っても、小銭を分けるのは難しい。そういう方には、小銭を一時退避させておける場所を作っておくのも方法です。 ・財布と別にカバンの中に小銭入れを持っておく。・机の引き出しの中に小銭のスペースを作る。・貯金箱に入れる。などの方法も財布のダメージを減らす方法です。 小銭付き財布を長く使いエイジングを楽しみたい方は、小銭が財布にダメージを与えていることを頭の片隅に置いておいてください。 【3】カードフォルダの2枚差し よく見かけることですが、財布に3段、4段とカードを一枚一枚入れられる仕様に作られたカードフォルダーがありますが、その部分に2枚3枚と差し込んでおられる方をよくみます。これをしてしまうと、革が伸びたり、両サイドの革が切れてしまいます。  伸びたり、切れたりしても使えるので、問題はないように思いますが、2枚入っていたところが1枚のカードになると、簡単に抜け落ちてしまいます。大切なカードの紛失にもつながるので、一枚の差し込みを推奨しています。 一枚差しのカードフォルダは、使用頻度が高いカードを使いやすくするための仕様です。そこに数枚差し込んで、探すような状況にしてしまうと、機能を低下させてしまっています。 修理の面でも、カード段の修理は分解するパーツが増えてしまうので、費用もかかってしまいやすい部分です。長く使って頂く為には、やはり一枚差しをお勧めします。  それでも、必要な時にカードがないと困るという方は、別にカードケースを持つことをお勧めします。私もカバンにカードケースを携帯しています。ここは革のカードケースでなくても良いと思います。プラスチックでできている嵩張らない物を使うのも方法だと思います。 【4】お尻のポケットに財布を入れる。 男性の方が多いですが、スボンのポケットに財布を入れるという行為は、歪みや湿気で確実に財布を傷めてしまいます。ポケットに入れるのは、やめてくださいと言いたいところですが、これを止めるとなると不便が大き過ぎるので、ここは、使い方としてOKだと思っています。 Munekawaの物作りの考えの中で「長く使って頂きたい」という思いが最優先事項になります。「長く使って頂くためには、便利でないといけない」という考えもありますので、ポケットへの入れ方を工夫してもらいたいと思っています。上下と裏表を入れ替えながらポケットに入れることで、財布の歪みを補正しながら使っていく方法です。こうすることで、財布の負担が分散されて長く使うことができます。また、スボンのポケットに財布の形がついてしまったり、穴があいてしまうということも軽減させることができます。 【まとめ】 ここまで、読んで頂くと革財布を長く使うためには、少し制限があって、不便に感じてしまうかもしれませんが、私たちの作っている革財布やバッグは、生活を便利にする道具だと思っています。使って傷つくこと潰れることは、当然の事と思っていますので、自由に気軽に使ってもらうことが一番です。2番目に、ご紹介した4つの事を少し気にかけてもらうだけでいいかなと思っています。 ・革財布を濡れたまま使わず、完全に乾かしてから使う。 ・できるだけ小銭は少なくして革財布を使う。 ・カードフォルダは一枚差しにする。 ・お尻のポケットに財布を入れるときは、上下裏表に財布の向きを変える。 これら4つを気をつけてもらうだけで、随分長持ちして使ってもらえると思います。  Munekawaで革製品を購入いただく方は、皆さん「長く使えること」を中心に考えて購入いただく方が大半です。その考えの中には、長く使ってコストパフォーマンスを高めたいというよりかは、「革のエイジングを楽しみたい」、「財布が変わって利便性を変えたくない」、という思いを持っておられる方がほとんどです。そのようなご要望にお応えできるように、修理をしやすい構造で作ったり、修理をお受けできるような体制で物作りをおこなっています。もちろん修理をお受けした際には、革のお手入れもしてから、お返ししています。  私たちの作った革製品が、使って頂くお客様にとって少しでも便利で楽しいモノになれば、私達は嬉しいです。

ブッテーロレザーの経年変化とは?

ブッテーロレザーの経年変化とは?

今回のブログでは、簡単に経年変化のサンプルをご紹介したいと思います。 「オレンジは、どう変化するの?」 「グリーンは?」 と、なかなかイメージが難しいと思います。実際の色に近い画像をピックアップしてみましたので、ぜひご参考いただければと思います。 各色の経年変化 まずはブラック。(商品名:釣鐘式キーケースBell S, Bell M) 現在も、私が約4年使用しているキーケースBell S, M。ブラックは色の変化はないですが、とても雰囲気の良い艶、立体感が現れます。初めの革のハリ感とは、比べ物にならないほど、しなやかになり、とても手に馴染みます。派手さはないですが、ずっと使えるお色だと思います。 次にブルー。(商品名:薄型カードケースTuck) Munekawaでは、男女共に、とても人気のあるカラーです。見てください!この変化!何とも言えない、ネイビーのような、グリーンのような。実際のお色に近い画像ですので、ぜひ参考にしてみてください。使い方によりますが、だいたい2~3年使用でこのようなお色に変わってきます。 次にキャメル。(商品名:長財布Untrad) 初めは明るいTHEキャメルカラーですが、使用とともに、かなり落ち着いた、渋いブラウンに変わります。ステッチの糸色は変化しないので、次第にお財布のポイントに♬柔らかいお色がお好きな方には、オススメのカラーです。 グリーン(商品名:名刺入れThrough) 素晴らしい経年変化です。誰もが惹かれる、深いグリーンではないでしょうか!初めのグリーンとは、想像ができないほど変わっております。一部の方は、全てグリーンで商品を集めて頂いております。こちらの経年変化を見れば、納得いきますね! 次にレッド(商品名:ストラップ付縦長二つ折り財布Fasten) これは、なんとも引き込まれるお色ですね。女性に人気のお色ですが、この変化を見ると、男性でも全然持っていただけるお色ですね。初めは少し鮮やかな赤(画像右下)ですが、使用と共に、ワインレッドのようなお色に変わっていき、発色も落ち着いていく印象です。もっと長く使うと、どうなるか楽しみです♬ 次に、オレンジ(商品名:薄型コインケースUndo) こちらもとても渋いお色です。初めは、元気の出る、明るいオレンジですが、使用と共にかなり落ち着いた、ブラウン系のお色に変わります。もっと使えば、もっとブラウンに変わっていく、とても変化率の大きいカラーです。※現在こちらのコインケースでは、オレンジは製作しておりません。お色の変化の参考にしていただければと思います。 最後に、パープル(商品名:釣鐘式キーケースBell M) 約一年、お客様ご使用のパープルです。あまりお色の変化はございませんが、ツヤツヤになっておりました。ここから、しっかりと経年変化が始まりますので、今後の変化に期待です!長く使うと、バーガンディーやボルドーに変わっていきます。Munekawaでも数少ないサンプル画像の一つです。パープルを長くお使いの方がおられましたら、ぜひ撮影させてください!(笑) ご紹介は以上です! 直営店には、たくさんの経年変化サンプルがございます。 お悩みの方は、ぜひお越しください♬

スエードレザーのケア(手入れ)方法

スエードレザーのケア(手入れ)方法

  この時期に、「スエードのケア?」と思われる方も多いのではないでしょうか。   実は、スエードは夏も活躍する素材です。 見た目の印象で秋・冬をイメージしますが、革の中では、水・汚れに強く、またお手入れも楽な素材です。雨の日はあえてスエード靴を履かれる方もいらっしゃいます。   今回は、簡単にできるお手入れ方法と道具について、実際にスタッフが使用しているスエードトートバッグMを用いてご説明させていただきます。 そもそもスエードとは…スエードは、”革の裏側(床面)”を毛羽立たせて作られています。シミや汚れが目立つ”革の表面(銀面)”が製品の内側になるので、シミになりにくく、擦りキズもほとんど目立ちません。 Munekawaで扱っているイタリアのスエードは、革の表側(銀面)は付いておらず、表面にレジン加工を施している革を使用しております。下の画像は、スエードトートMのキャメルの内側ですが、色の濃く見えるところがレジン加工されております。 ケアする”タイミング” 感覚的な説明になってしまうのですが、「毛が寝てきたかな?」と感じた時にブラッシングで大丈夫です。さらに防水スプレーを吹きかけると、防水・防汚効果にも繋がります。 少し雨に濡れた際は、通常の革と同様に、水気を拭き取り、風通しの良い場所で乾燥させてください。ひどく濡れた場合は、乾燥させた後、下記のケアをしてください。 ケア方法について 今回用意したものはこちらの3点 コロンブス スエードケアセット(ラバーとブラシ) コロンブス スエード栄養ミストスプレー コロンブス 防水・防汚スプレー420mm 上記を選んだ理由は、2つ! 汎用性が高い(栄養ミストが無色なので、スエードの革靴からスニーカーまで使用可能。) 比較的、安価で安心できるブランド ケア方法の3ステップ STEP1:まずはブラッシング。毛に絡まったホコリや汚れを掻き出すように、手首のスナップを効かせ、毛の流れの方向、逆の方向、どちらもブラッシングします。 ★ここで注意点! スエード用のブラシには、真ん中に金属のブラシがついております。糸目を擦り過ぎると、糸が解けてしまいますので、糸目周辺は少し慎重にブラッシングしてください。 取りきれない汚れは、ラバーで擦ります。汚れがラバーに吸着されていきます。寝てしまった毛を再びブラッシング。   Before 汚れがかなり薄くなりました!   After...

“ブッテーロレザーの簡単3分お手入れ方法。”のお話

“ブッテーロレザーの簡単3分お手入れ方法。”のお話

ブッテーロレザーの簡単お手入れ方法   Munekawaで約8年ほど製作している髙橋でございます。 本日は、毎日ブッテーロに触れている”私ならでは”のお手入れ方法を、実際に一ヵ月程使用した 新ミニ財布Bifold mini wallet “Enfold Coin”を用いてご紹介したいと思います。   今回のポイントは、日々の時短お手入れ方法です。     こんな方にオススメ! ・革のお手入れ?と悩んでいる革製品初心者の方。 ・日々のケアを簡単に済ませたい方。 ・Munekawaの商品を買って、2、3ヶ月目の方。   用意するものは、3つです。 ①ウエットティッシュ アルコールフリーで、水分のみのもの。100均で買えます。(Tシャツのハギレでも可。ウエットティッシュくらい湿らせる。) ②Munekawaオリジナルオイル(Leather care cream -Munekawa Original-) 弊社のデリケートクリームがオススメ。水分量が多いので、伸びやすく、程よく表面を保革できるので、初心者にも扱いやすいです。 ③Munekawaオリジナルクロス(Leather care cloth...

ブルーのエイジング

ブルーのエイジング

Munekawaで使用している革の中でもブルーは、エイジングによる色の変化を顕著に感じられる革色のひとつ。 透明感のあるブルーは、濃く深く変化をしていきます。同じブルーのアイテムでも、使う人がひとりひとり違うように、革のエイジングも一つとして同じものはありません。 スタッフ使用のカードケースTuckブルー。使用し始めて2週間のものと2年のものです。  ブラックやブラウンなど、シックな色合いの革色がお好きな方にとっては「ブルーは少しカジュアルすぎるかな?」と感じられる事があるかもしれません。ブルーに限った話ではありませんが、長年使用した革は、何とも言えない風格を感じさせてくれます。 傷やシミがつく事で、元の状態から変化する経年変化。それを「劣化」とするのではなく、「変化」として楽しむことができるのが革製品の大きな魅力のひとつ。そうした革の魅力を存分に感じてもらえるような、長く使いたいと思えるアイテムを製作していきたいと思っています。 Munekawaの「革」についてhttps://munekawa-jp.pro/pages/leather

キャメルの経年変化

キャメルの経年変化

製作スタッフ小西が使用している、ベル型キーケース Bell Mのキャメル。使用し始めてから半年ほど経っています。 キャメルの色が濃くなり、ブラウンとも言える雰囲気に変わっています。また、光沢が出てくる事によって、大人っぽさも感じられるようになってきました。小西は、1~2ヵ月に一度ほど、ケアクリームを使ったお手入れをしています。レザーケアをすることで、革のエイジングは進みやすく、そして綺麗に変化していきますので、ご興味のある方は是非やってみてください。 金具に使用している真鍮素材。メッキ加工の金具とは違い、革同様に経年変化していきキーケース全体の風格を上げています。「金具部分の雰囲気もとても気に入っています」とのこと。 キャメルがMunekawaのカラーラインナップに加わって、ちょうど1年。キャメルをお使いの方も個性的な変化が見られるようになってきたのではないでしょうか。どんな様子に変化しているか、見せていただけたら嬉しいです。直営店やPOP UP SHOPにも是非ご持参ください。 ベル型キーケース Bell Mのご注文・詳細はこちら。https://munekawa-jp.pro/products/kc1 User’s snapから、Munekawaのアイテムをお使いの方のエイジングの様子をご覧いただけます。https://blog.munekawa-jp.pro/users-snap

革にアルコールが付着したときの対処法

革にアルコールが付着したときの対処法

最近使用する機会が多い、アルコール消毒液。  アルコールは、革にとってはダメージの元となるものであることは昨日のブログでお伝えした通り。  それでも、十分注意していたのにアルコールがかかってしまう時があるかもしれません。  程度にもよりますが、アルコールの付着によるシミや色落ちを完全に取り去る事は難しいかと思います。 アルコールが付着してから数十分経過した革の様子。 こういったご相談を受けたときは、Munekawaでは一つの選択肢として、オイルケアの頻度を上げてこまめにお手入れする事を提案しています。 レザーケアクリームを使った革のお手入れは、革の経年変化を促進する一面もあります。  全体的に革のエイジングを進ませる事で、こうしたダメージも若干目立ちにくくなる場合があります。 全てのケースには当てはまらないかもしれませんが、どうしても気になる場合は是非試してみてください。   Munekawaオリジナル レザーケアセットの詳細・ご注文はこちらからhttps://munekawa-jp.pro/products/lc3お手入れについてはこちらもご参考にしてみてください。https://munekawa-jp.pro/pages/after-care

アルコール消毒液と革製品

アルコール消毒液と革製品

ご時勢柄、アルコール消毒液を使用する機会が増えているかと思います。今や、多くのお店の入り口に置かれていますし、携帯用のアルコール消毒液を持ち歩いている方も多いのではないでしょうか。こうしたアルコール消毒液を使用する時は、革の取り扱いには十分ご注意ください。 というのも、アルコールと革は非常に相性が悪い素材。革に含まれる油脂を除去してしまい、アルコールが付着した部分にシミや色落ちが起こったり、ひどい時はただれたようなダメージの元になってしまいます。Munekawaで使用しているブルーの革に、アルコール消毒液を付けて、しばらく置いてみました。 しばらくすると、このような跡になってしまいました。 革は、それ自体がとてもデリケートな素材。アルコールや水濡れなど、注意しないといけない事がいくつかあります。 アルコール消毒の後は、しっかり手を拭いて乾燥させてから革に触れるようにしたり、携帯用のアルコール消毒がバッグの中でこぼれないように注意をしたり、少し注意をして頂くと良いかと思います。 Munekawaで使用している革の詳細については、下記ページにてご紹介しています。是非ご覧になってみてください。Leatherページはこちらhttps://munekawa-jp.pro/pages/leather

ブライドルレザーとブッテーロの違いについて

ブライドルレザーとブッテーロの違いについて

ブライドルレザーとブッテーロの違いは厳密には色々とありますが、大きな違いは仕上げの段階で、ワックス(蝋)を使うか使わないかという点です。 ベースとなるのは同じ植物タンニンなめし革ですが、ブッテーロは、オイルを浸透させ仕上げていくのに対して、ブライドルレザーは、オイルとワックス(蝋)を塗り込み染み込ませ、仕上げていきます。 ブライドルレザー   ブライドルレザーには、塗り込まれたワックスが革の表面に浮き出ていて、これを「ブルーム」と言い、ブライドルレザーの特徴の一つとして知られています。 それとは別に革表面に油膜があり、それらは使っているうちに馴染み目立ちにくくなります。 ブライドルレザーもブッテーロもずぶ濡れになるくらいであれば影響は同じですが、ワックスを使用している分、ブライドルレザーの方が水への耐性は強いとされています。 ブッテーロ   傷の付きやすさについては、ブライドルの方が付きにくいです(傷がつかないというわけではありません)。ブッテーロの方が少し傷が付きやすいですが、その分、経年変化についてはブッテーロの方が早く感じられるようになります。 エイジングしたブッテーロ(カードケース Tuck)  ブッテーロは、バッグや財布などの革小物に使うことを目的として開発された革です。 一方でブライドルレザーは、本来馬具などに使用されることを目的に開発された革ですが、そのままでは革小物の製作には適していません。 そのため、現在、製作に使用しているブライドルレザーは、革財布として加工をしやすいように柔らかく加工されている物を使っています。 どちらの革も長く使用する上で、油分の補給が必要になってきますので、メンテンナンス・革のお手入れは大切です。 ブライドルレザーバージョンのフルレザーペンケース U-shape   どちらの革にも特徴と個性があり、革としては甲乙つけがたいところです。 どちらもそれぞれの良さがありますので、それぞれの個性を参考にしながら、イメージに合うものや気に入ったものを選んでいただけたらと思います。  

革が傷つくことはメリット

革が傷つくことはメリット

革に傷がつく事を、最近まで私たちもデメリットとして捉えていました。(本音です) ですが、よくよく革の事を考え、革に傷がつくと何がいけないのか?と考えていくと、ネガティブな発想が、ポジティブな捉え方になって来ました。 革に、傷がつくと実用的に何がいけないのか? 革に傷がついても何も問題はありません。そもそもついて当たり前です。 問題は、見た目の部分です。 もちろん見た目も部分も大切なところです。一番大切と言ってもいいかも知れません。 その為、ハイブランドの財布やバッグなどで使われている素材には、傷がつきにくいエンボス加工(型押し)をした革が多く使われています。 ですが、傷が付き難い=変化しないという事です。 変化しないということは、使い始めが一番良い表情で良い状態ということになります。数年使うと、汚れや劣化というような使用感になってきます。 その点、私たちの使っているような、ヌメ革(植物タンニンなめし革)は傷がつきやすい素材です。 ですが、繰り返しケアをしながら使う事で、革の表情は変化し、使う人に合わせ個性的な最も良い表情になっていきます。 植物タンニンなめし革のような、傷がつき易い素材は、使い始めが最低で使っていく事に、表情が変化し数年かけて最高の状態になっていきます。 このことから考えて、革に傷がつくことは決してデメリットではなくメリットではないかと思うようになりました。 使い始めが最高ではなく、使っていくことで最高の状態に成長していく。 Munekawaでは、これが革である意味の一つだと考えています。 User’s Snapにお使い頂いている製品の画像をたくさん掲載していますので是非一度覗いてみてください。 できるだけ多くの方に、植物タンニンなめしの、透明感のある艶感を是非体験もらいたいと思っています。  User’s snaphttps://blog.munekawa-jp.pro/users-snap

レザーアイテムのカラーの組み合わせ

レザーアイテムのカラーの組み合わせ

悩めるレザーアイテムの色選び L字ファスナー財布 Cram  札入れとコインケース、財布とカードケース、といったようにセットでレザーアイテムを持つ時に悩みどころなのが、色の組み合わせ。Munekawaの直営店や催事会場でも「やっぱり色は1色に統一する人が多いですか?」というご質問を頂く事があります。 カラーを統一するのも複数のレザーアイテムを使う醍醐味の一つです。ご自身のイメージカラーや好きな色で統一したレザーアイテム。機能性や使い心地と同じくらい、色やデザインは使う人の気持ちを上げてくれるものです。 「2つ以上持っていると、エイジングの具合を同じくらいにしておきたいので、ケアも丁寧にするようになりました」と、お話をしてくださった方もいらっしゃいました。  財布はブラック、キーケースはレッド、といったように異なるカラーを組み合わせて使用されている方もとても多いです。その時の気分に合わせてカラーを選んだり、異なるエイジングを楽しむ事が出来るのも魅力です。 Munekawaの革はカラーによって経年変化の傾向や進み方も異なります。それぞれの違いを楽しみながら使って頂けると思います。シンプルでミニマムなデザインと、落ち着いた発色のカラーですので、どんな色との組み合わせでも楽しんでいただけると思います。 「これが正解」というものはありませんので、実際に見比べてみて好きなカラーを選んでみてください。 Munekawaのアイテム一覧

エイジングを経た、ブラックの革の重厚感

エイジングを経た、ブラックの革の重厚感

使うほどに増す、風格 エイジングは長く使う事で見られる、愛着の証。その変化が深ければ深いほど、手放しがたい一品として、いつまでも使い続けたいと思うもの。その愛着の意味を込めてエイジングの事を「変化」ではなく「成長」と呼ぶレザーファンの方も多いです。 ブラックのエイジング グリーンやブルー、レッドなどの革は革色が徐々に濃く、深みを増していくのが特徴。一方でブラックには目立ったの色の変化は見られません。 ブラックの革に見られるエイジングの特徴。その最大の特徴は豊かな「光沢」です。 ブラックが本来持つ濃く、深い色合いに豊かな光沢がプラスされることで重厚な風格を感じさせるようになります。 未使用のものと比べると明らか。そこにはともに時間を共有した分だけ刻まれた変化を感じる事ができます。 ブラックにはブラックの、他のカラーにもそれぞれの特有の革の成長が見られます。長く、大切にお使い頂いているお客様にご協力を頂き「User’s snap」のページにご使用品のエイジングの様子をご紹介しております。 それぞれのカラー、年数の違い、使い方の違いによってどんな風に革が変化していくのか。是非ご参考にしてください。 User’s snapのページ封筒型長財布 Encase

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